皆さん、こんにちは。
東京の大田区でプラスチック成形とその金型設計製作を手がけている有限会社今岡モールディング 代表の今岡です。
大変期間が開いてしまいましたが、スタッフ全員参加での持ち回りブログを再開致します。
私を始め弊社スタッフが普段取り組んでいる事、仕事の中で感じた事、個人的なことなど、交代で毎週更新していく予定ですのでお時間のあるときに見て頂ければ幸いです。
さて、リニューアル後第1回のブログは私、今岡が工場見学の話をさせて頂きます。
先日、弊社と道路を挟んで向かいにある地元矢口西小学校の三年生3クラス約90名が工場見学に来ました。
もうかれこれ20年以上実施しておりますが、昨年はコロナによる緊急事態宣言でできなかったので2年ぶりとなります。
前日からスタッフ皆で機械の説明文を用意したり、動線を整えたりと準備を進めました。
見学当日はプラスチックが自分達の身の回りのどんなところで使われているのか、そしてどのように作られているのか、成形と金型製作の両方を順に見学してもらいました。
成形機やマシニング、研削盤などの機械が動く様子を見て、あちらこちらから「うわっ!」「凄っ!」「想定外!(?)」といった言葉が聞こえて来ます。
実際に体験することで学校の教科書や映像では得られない何かを感じてもらえたのではないかと思います。
一通りの見学後、質疑応答を終えた生徒さん全員に最後、ひとつ話をしました。
それは、プラスチックは軽くて、壊れにくく、電気を通さないなど他の素材にはない便利なものだけど、使い終わった後にちゃんと処分をしないと海などに流れついて自然を壊してしまうこと、そして一度散乱してしまったプラスチックは細かくなってしまい、それを後から集めるのはもの凄く難しいこと、だからプラスチックを使う私たち一人ひとりが使い終わった時にしっかりと分別や処分をすることが大切だということを伝えました。
ただプラスチックを使った部品を作るだけではなく、リサイクルや正しい処分の仕方を伝えていくことも私たちの重要な仕事の一つだと思います。
最後に今回の工場見学のために下見や調整等、色々とご準備頂いた矢口西小学校三年の先生方、また、工場内の準備や整理整頓を進めてくれたスタッフの皆さん、有難うございました。
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