みなさん、こんにちは。金型製作を担当している小梶(こかじ)です。
金型の製作に必要な工作機械を紹介するシリーズ。
第1回は「フライス盤」です。
フライス盤は、主軸に取付けた切削工具を回転させて、テーブルにセットしたワークを削る機械です。
ドリルで穴をあける。エンドミルでザグリを掘るなどの加工ができます。
フライス盤を使う上で気を付けたいのが、切削工具の回転数です。
回転数が間違っていると加工が上手くできません。又、切削工具が壊れてしまうことがあります。
細いドリルを使っての穴あけ加工は、大変面倒な作業の一つです。ドリルが折れやすいので集中力が必要です。細い穴をたくさんあけるときは疲れます。
タップ(ねじ)の加工も難しいです。力の加減を間違えるとタップが折れます。ここだけの話ですが、タップを何本折ったかわかりません。
フライス盤を使いこなすのは、なかなか難しいです。
当社にはフライス盤が2台あります。2台ともかなり古いですが、まだまだ現役です。
1981年5月製造
1986年12月製造
以上、「フライス盤」でした。
次回は「マシニング」です。お楽しみに。
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