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フライス盤

date_range2022/12/09
金型

みなさん、こんにちは。金型製作を担当している小梶(こかじ)です。

金型の製作に必要な工作機械を紹介するシリーズ。

第1回は「フライス盤」です。

フライス盤は、主軸に取付けた切削工具を回転させて、テーブルにセットしたワークを削る機械です。

ドリルで穴をあける。エンドミルでザグリを掘るなどの加工ができます。

フライス盤を使う上で気を付けたいのが、切削工具の回転数です。

回転数が間違っていると加工が上手くできません。又、切削工具が壊れてしまうことがあります。

細いドリルを使っての穴あけ加工は、大変面倒な作業の一つです。ドリルが折れやすいので集中力が必要です。細い穴をたくさんあけるときは疲れます。

タップ(ねじ)の加工も難しいです。力の加減を間違えるとタップが折れます。ここだけの話ですが、タップを何本折ったかわかりません。

フライス盤を使いこなすのは、なかなか難しいです。

 当社にはフライス盤が2台あります。2台ともかなり古いですが、まだまだ現役です。

1981年5月製造


1986年12月製造

以上、「フライス盤」でした。

次回は「マシニング」です。お楽しみに。

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