熱硬化性樹脂成形の技術はナンバーワン
熱硬化性樹脂成形については、創業から50年以上の実績があります。
専門の社員を確保しており、豊富なノウハウを保持する一方、プラスチックと他の素材を組み合わせるなどの取り組みにも挑戦。技術の発展に努めながら、新たな付加価値を生み出しています。
そのように蓄積した技術を次世代に承継するため、人材の育成にも積極的。
当社では2003年に2代目の今岡恵一に事業承継を完了し、新卒採用も開始。
100年先を見据えた組織改革を進めています。
当社ならではの技術をしっかりと守り、お客様の信頼にお応え続けます。
当社が得意とするインサート成形
金型内に金属やガラス等を挿入し、内部や外周に樹脂を充填させる成形方法です。
溶融した樹脂を流し込むために、インサート部品との結合力に優れています。
当社が得意とするプラスチック成形品
手の甲ぐらいまでの大きさで、プラスチックの中にガラス繊維やミネラル等の強化材を混ぜたエンプラが中心です。
主な取り扱い材質
- 熱硬化性樹脂
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂 - 熱可塑性樹脂
PPS、LCP、PBT、PC、PA、POM、m-PPE、PSF
主な用途
- コネクタ (産業機器、工作機械、医療機器等)
- スイッチ (自動車、工作機械等)
金型設計、金型製造、成形の一貫生産で発揮する3つの価値
当社では自社内で金型の設計と製作、成形までを一貫して行っています。
部分最適ではなく全体最適のモノづくりでお客様へ提供できる価値は3つあります。
1.コストダウンを実現
別々に行っていた発注・工程管理業務が1社で済むため、お客様社内における工程削減ができます。 また、完成した金型を成形工場に横持ちする段取や費用、手直しなどに要する時間も削減、最適な金型設計製作・管理による長い金型寿命により、トータルで大きなコストダウンにつながります。
2.一貫した品質管理
成形依頼先の管理や不良発生時の対処などで、資材・生産管理担当者に少なからぬ負担を強いることが軽減されます。
また、適切な金型メンテナンスと成形不良への対策を金型から行うことで、安定した高い品質を実現させています。
3.リードタイムを短縮
当社には、全ての工程を一元管理できる「設備」「人材」「製造体制」が確立されており、製品立上げまでを円滑かつ迅速に進めるノウハウがあります。
自社内で金型設計・製作から成形までを全て行っているため、「コスト」「品質管理」「納期」の無駄を省き、お客様に高品質の製品を効率よくご提供することが可能です。
様々な業界のニーズに応える精度の高い技術
現社長の今岡恵一は、前職で自動車用アクセサリーの企画設計開発に携わっていました。その経験と、先代から受け継いだ、生産性に優れた金型設計・製作と成形ノウハウの蓄積を組み合わせ、航空、医療、自動車などの幅広い業界からの様々なご要望に対応します。
お客様の求める最終製品のイメージを理解しながら、職人的な技能と最新技術を融合させることで、より付加価値の高いモノづくりにお応えできるよう、設計・製造のノウハウを常に進化させています。
こうした長年の実績と取り組みが評価され、当社は、モノづくりの町である東京都大田区から186社しか選定されていない「優工場」の認定をいただいています。
社員一同、モチベーションを高めながら、技術と提案力、継続性のある会社を目指して邁進しています。